腎機能障害の高血圧管理
ここでは腎機能障害の高血圧管理についてまとめます。
高血圧の治療薬はいろいろな種類があります。
血圧の定義は以下のようになります。
血圧=心拍出量×末梢血管抵抗
(1)心拍出量を下げる
①利尿薬
②β blocker
③減塩
(2)末梢血管抵抗を下げる
①レニンアンギオテンシン系薬剤
②Ca拮抗薬
③α遮断薬
腎機能障害の場合
125/75までは血圧依存性に腎機能低下抑制効果があり、110を下回るとメリットがないようです。
心電図で陰性T波、左脚ブロックを認める場合、蛋白尿顕在化など腎機能障害がある場合に血圧が下がらなければ速やかに専門医に相談したほうが良いようです。
降圧薬使用に当たっての注意事項は以下の通りです。
①Ca拮抗薬
下腿浮腫、胸やけ
②サイアザイド利尿薬
低ナトリウム血症