杜仲茶の元となる杜仲とは20mに達する落葉高木です。中国原産1種のみ現存しています。
芍薬、鹿茸、朝鮮人参、冬虫夏草、そして杜仲が五大漢薬とされています。
降圧、利尿、強壮、鎮痛の効果があるとされています。
これは杜仲の樹皮にあるリグナンという成分によるものです。
リグナンはポリフェノールの一種です。
ポリフェノールは有名ですが、植物の苦み、渋み、色素の成分となっている化合物の総称で、抗酸化作用があります。またリグナンはエストロゲン作用もあるとされています。
ちなみに、ゴマに含まれるリグナンの一種がセサミンです。