結核感染の判定検査
結核菌に感染しているかどうかを判定するものとして、インターフェロンγ遊離試験 IGRA (interferon-γ release assay)と呼ばれるものがあります。
QFT(クオンティフェロン)とT-spotがあります。
QFTは、3種類の結核菌群特異抗原で血液を刺激し、産生されたインターフェロンの総量を測定します。T spotはインターフェロン-γを産生した細胞(スポット)を測定します。
感度、特異度はいずれも同程度です。
ツベルクリン反応が従来行われてきましたが、日本ではBCG接種率が高いこと、非結核性抗酸菌症の陽性率が高いことより、ブースター反応が起こることより、特異度が低いため、使用されなくなっています。